私の心の共鳴音
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2002/11/24 (日)  VRDS-25XS 変貌す (鈴原透慈)
追加基板 補強前 追加基板 補強後
 TEACのホームページによると、VRDS-25XSのバージョンアップキット・VUK-60の内容は、以下のとおり。
 ・X-30、X-25で搭載された、P-70の流れをくむ剛性の高い最大20mm厚切削加工アルミ材と5mm厚の炭素工具鋼からなる高剛性・重量級VRDSブリッジ。
 ・スピンドルモーターのマグネットに従来比(当社比)約10倍の積を実現する最高級ネオジウム磁石を使用。
 ・軸受け部には摩擦抵抗を大幅に低減する高性能特殊摺動材を採用。
 『これによりさらにサーボコントロールが安定し、外部振動の影響を受けにくくなり、ディスクの読取り精度が向上』
 『音質は、分解能が向上するため、各楽器の明解な音色と質感を聴きとることができます。また、これにより音楽的な表現力の幅が広がり、演奏家のパッション、解釈がよりリアリティーをともなって感じとることができるようになりました』
 『』 内はメーカーの謳い文句だが、さて実際の音は?
 金曜の夜に音出しをして驚いたのは、強烈な高域のエネルギーだ。質感としてはVRDSメカのモーター軸受けに使われた炭素工具鋼(高級な硬質鋼)のそれに近い。
 まるでトーンコントロールのハイを上げたみたいに、これまで聞こえなかった音が聞こえたりするので、面白いと言えば面白いのだが、バランスという面では問題あり。それにしてもDACは同じなのに、こんなに音が変わるとは!
 もっとも、この強烈さはエージングで変化していくだろうと思っていたら、案の定、この音が約一日続いた後で、今度は、音が引っ込みがちで生気不足に感じられてきた。たぶん、これを繰り返しながら、音が落ち着いていくのだろう。分解能の向上は確かに感じられるので、今後が楽しみだ。
 音の方は暫らく様子を見るとして、今日は追加基板の補強を行なった。コンデンサー類の隙間をエポキシ接着剤で連結して機械的強度をアップ、そして、コンデンサー頭頂とICに銅箔テープ貼り。これをやらないと気が済まないのだ。
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2002/11/22 (金)  VRDS-25XS 帰還す (鈴原透慈)
VRDS−25XS バージョンアップ
 VRDS-25XSのバージョンアップが完了して、戻ってきた。さっそく箱を開けたら、『筐体ネジの締め付け過ぎにご注意下さい』 というメモが貼ってあった。どうやら、自分のネジの締め付けが強すぎたらしい。確かによくネジをバカにしてしまうので、気をつけないといけない。
 まずは天板と側板を外して中身を確認する。中央のVRDSメカが交換してあるのは当然だが、右ボックス部分に制御回路と思しき基板が1枚追加されている。6月30日の日記の内部写真と比較すれば、すぐにわかるはずだ。
 新設された基板には『VRDS-60』と印刷してあるが、おそらくこれは、商品名ではなく単なる部品名だろう。
 なぜなら、今後、TEACからVRDS-○○という型番のCDプレーヤーが発売されるとは考えられないからだ。TEACブランドだと値崩れが激しいのである。実際、VRDS-25XSの店頭価格は、現在約半額だ。それを嫌って、今回、高級ブランド(当然、卸価格は高いはず)のESOTERIC商品としてX-25やX-30、DV-50が発売されたはず。
 さて明日は肝心の音についてレポートする。お楽しみに!
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2002/11/17 (日)  無題 (洞木 潤)
 血と肉
 ヒトをかたちづくるモノ
 心と意思
 たましいを成すもの
 目と耳
 世界を意識へ運ぶ入り口
 手と舌と鼻
 触れる刺激を伝える源
 言葉
 不完全な縄梯子と吊り橋
 幸せ
 愛して愛を得ること
 神
 実体が在るのなら、ヒトの定義は悉く誤っている
 生命
 ただそれだけが、継続していく歴史と真実
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2002/11/13 (水)  VRDS-25XSバージョンアップへ旅立つ (鈴原透慈)
 夕方に、VRDS-25XSの購入店から『TEACでバージョンアップの順番が回って来ました』と連絡が入った。9月末に申し込んでいたので、1ヶ月以上待たされたわけだが、交換作業は1週間かそれ未満で済みそうということだった。さっそく、店頭へキャリーで手持ちした。
 ということで、今夜からしばらくはCDプレーヤーが無い。当面のピンチヒッターとして、動くかどうかわからないが、明日マランツCD-34を押入れから引っ張り出してセッティングしてみようと思う。=> 電源は入るが、ピックアップが動かない。修理体制が充実しているミドリ電化へ11/17入院。
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2002/11/10 (日)  得たものと失われるものと (鈴原透慈)
 先週は、大阪ハイエンドオーディオショウとオーディオセッション in Osakaが開催された。前者は主に輸入メーカー、後者は国産メーカー出展のイベントである。
 今回、注目していたのは、TEAC・ESOTERICのCDプレーヤー、X-25とX-30で、その内部を確認できるのではないかという期待があった。実際には、内部そのものを確認することはできなかったが、DAC基板部分の写真が掲載された単品カタログを入手できた。その写真から判断する限り、TEACのVRDS-25XSとVRDS-50からほとんど変更がない。ただ、チューニングはし直してあるそうだ。個人的には3本のバスバーを配して強度の大きいX-25のDAC基板が好みだが、音はどう違うのだろうか。
 TEACのブースでは、マルチプレーヤーDV-50といっしょにX-30、X-25を試聴できるようになっていたので、短時間だったが聴かせていただいた。アンプはUESUGI のUT-50、スピーカーはTANNOYのYorkminster。ソースは手持ちしたBISの「うぐいす」、もののけ姫で一躍有名になられた米良美一氏のCDだ。
 試聴した3機種のDACの特徴は、DV-50がアップコンバートのハイサンプリング、X-30が類推補間によるRDOT(20kHz以上を生成)、X-25が従来型マルチビット。
 音の印象としては、前者ほど高域が伸びて繊細になるが、全体としては薄味になるという感じだ。よく言えば化粧が上手に、悪く言えばモヤシ化(虚弱化)しているわけで、一番中身が詰まって音に実体感があったのはX-25だった。
 メーカーの説明員の方も、本音は「CDならX-25」派の方だったようだ。もちろん、音の好みは個人の自由だから、DV-50やX-30を良しとされる方もいらっしゃるだろう。エヴァのキャラでいえば、綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーと洞木ヒカリの誰が好みかというようなものだ。
 CDの音質を向上させるには、エネルギーを高域にシフトさせてしまう類推補間やアップコンバートより、深みを増す24Bit再生の方が効果があると思う。24Bit再生はパソコンのDAWソフトで既に採用されているので、プレーヤーに応用できないはずはないと思うのだが、パソコン並みのCPUが必要なのだろうか?
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2002/11/06 (水)  フロントライブ デッドエンド (鈴原透慈)
フロントデッド フロントライブ
 オーディオコンサルタント加銅鉄平氏のホームページの掲示板で、『音(音像)を前に出したい』という投稿があり、加銅氏は『部屋をライブにする方法が最も自然』と答えられていた。自分の部屋では床と天井の間のフラッターエコーを防止するために、大き目の絨毯と、スピーカー前面にバスマットを敷いて床の大部分を吸音するようにしている。そのためか、投稿の質問のように確かに音や音場がスピーカーのラインより奥に展開するきらいがある。
 以前から、絨毯が装置寄りにずれた際に、数cmでも手前に戻すと音が好ましく変わるのは経験していたので調べてみると、リスニングルームは基本的にフロント(装置側)が若干ライブで、リア(リスナー側)に向けてデッドになっていく、いわゆる 『フロントライブ デッドエンド』 が理想的らしい。そこで、さっそくそれを実施してみた。
 写真ではバスマットを取り去っただけのように見えるが、実際には絨毯を20cm手前に引いて、フロントをライブに、リスニングポイント付近をよりデッドにしている。スピーカー前面に敷いていたバスマット3枚は、1枚はリスニングポイント横の床に敷き、残りの2枚はスピーカーのホーン内や、天板の上で縦横に載せたりといろいろ試して、結局、音のエネルギーがたまりやすい部屋のコーナー(ぬいぐるみの後ろ)に敷いた。結果は、これまでより音が少し前寄りになって、細部の音がよりはっきり小音量でも聞こえるようになった。何よりも音が楽しい。下手に吸音するということは、必要な情報も少なからず殺してしまうということを痛感、加銅氏に感謝。
 なお、フロント側コーナーのバスマットは最初そのまま敷いていたが、フロント側なので、半分に折って吸音面積を減らしたら、よりベターな結果が得られた。
Lchコーナー Rchコーナー
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