タイトル | : 生と勘違いする音 |
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投稿日 | : 2006/08/17(Thu) 07:16 |
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スピーカーからの再生音であることを感じさせず、生音と勘違いさせることができるかどうかは原音再生における一つの目標となります。
この判定には、オーディオに全く興味のない人(先入観なし、オーディオマニア独特の脳内補正なし)に聴かせることがポイントでしょう。
門外漢の人が「そこに人が立っているようで気持ち悪い」とか「ドキドキしちゃうね」などと褒め言葉とは言い難い表現で感想を語れば成功です。
以前、スピーカーからさりげなく電話のベル音を鳴らしてみた時に、友人が「隣の部屋で電話がなっている」とあわてているのを面白く見ていました。その部屋で鳴っているのではなく、スピーカーの位置とは全く違う奥の部屋で鳴っているように距離感を正確に出すのが肝となります。
自分の装置を多くの非オーディオマニアに聴かせてどのような感想を語るかで、原音再生の達成度が分かります。