タイトル | : D-58の7番の板について |
記事No | : 39 [関連記事] |
投稿日 | : 2008/04/09(Wed) 19:05 |
投稿者 | : さかい |
初めまして、HP拝見しました。
タイトルの7番の板の件ですが、
これはそもそもD-57の制作記事の時点でのミスです。
当時の記事('95/7月号)では板取り、及び実際の作品でも
(記事中の写真でも明らかに短い)280mmになっていますが、
確か数号後に330mmへの訂正記事が出ていたと思います。
手元に該当号のステレオ誌がないので曖昧な記憶ですが。
当時私も何故この板がこんなに短いんだろう?と思っていました。
そして何年か後にD-58が発表になった訳ですが、
その時も280mmになっていて驚いた記憶があります。
(作例自体は330mmで制作されています。)
これは多分訂正前のD-57の図面を基にした為のミスだと思います。
(先生か編集部のどちらのミスか分かりませんが。)
で、結局この板はD-57、58、58ESの何れも330mmが正解なのですが、
2度のミスとその訂正記事が余り周知されなかった為に世のこれらの
作品は280mmのまま制作されている物が相当あると思われます。
(今は無きリョービのスピーカー工房のD-57も内部写真を見る限り短いままでした。)
ただ、実際この板の長さで音に大きな違いがあるとは思えないので
あまり気にする必要は無いと思いますが。
また(砂原さんのご考察のように)所謂ケガの功名で返ってこれが良い結果をもたらすとも限りません。
この辺はメーカーの様に何度も試作を重ねてカット&トライで最適値を探る事が難しい
我々アマチュアの痛いところですね。