♪音の投書箱♪
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タイトル続きいってみましょー
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投稿日: 2013/03/30(Sat) 03:06
投稿者ミミガー
URLhttp://mimiger.blog.eonet.jp/mimiger/

「トランスポート&外部DAC」という形態のどこが問題か?について続きです。

要は、トラポ側とDAC側のGND間に電位差が発生する事が問題です。
基準電位たるGNDなのに、電位差があったら、正しく信号伝送など出来ません。
USBのオーディオIFで、「プチプチノイズ」現象が散見されるのもこれが原因かも…?
相手側のDACのクロックを直に揺らしまくるという問題もあります。

電位差があれば即、高から低へ電流が流れるのは中学生でも解ります。
で、この電気が伝わって同電位になるのに要する時間なのですが、
目安として、なんと「20cm進むのに、1ナノ秒"も"掛かる」のです。
(参考 http://www.miyazaki-gijutsu.com/series2/noise061.html)
1ナノ秒という時間がどれほど大きいかは、デジタルに詳しい方にはお解りかと思います。
トラポとDACを繋ぐケーブルが20cmあれば、両者が同電位になるのに1ナノ秒かかる
という事です。ケーブルが40cmならその倍、80cmなら更にその倍かかります。
さてここで、20cmという長さに見覚えのある方も多いかと思います。
某プロケーブルさんの「USBやFirewireはこの長さじゃなきゃダメ!」というアレです(笑)
USBやFirewireケーブルは短ければ短いほど良い、というのは実は全く正しいのです。
両者ともパケット伝送で、GND間の電位差にはめっぽう弱い規格なんでしょうね。
電位差がある事で発生する情報欠落が如何程なのかは不明ですが、
短ければ短いほど情報欠落が少ないのは本当のようです。

同軸やアナログのケーブルの長さは「長くても問題無い」というのは、
USBやFirewireに比して、長さに強いという事で、詳しい事は知りません(笑)
GND間を結ぶケーブルなんて、ウチには対アンプ間と対モニタ間しか無いので…。
LANケーブルでDACと繋がるケースはもっと複雑で、高周波だけが繋がります。
アイソレーターによる音質向上!とよく言われますけど、元々オーディオ向きじゃない規格を
無理矢理使ってる中で、苦し紛れに「本来の伝送」に近づけてるだけなんですね。
「良くなってる」んじゃなくて、邪魔なものがなくなってスッキリさせてるだけです。
まあ、「音質向上」には違いありませんけど、元がそれほどボロいって事を重く受け止めないと。

決してネガティブキャンペーンじゃなくて、厳然たる事実なので書いているだけです。
閑散とした貴重なスペースに感謝です(笑)


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