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タイトル純マグネシウム
記事No: 127 [関連記事]
投稿日: 2009/10/22(Thu) 19:24
投稿者Pourquoi

私も純マグネシウムのインシュレーターを使ったところ倍音成分がごっそり無くなってしまいました。

加えて音の立ち上がりの先頭部分も殺されてしまい、樹脂や制振合金を使った時のようにニュアンスだけが強調された雰囲気重視の再生音になってしまいました。

振動減衰効果の高い素材は余分な響きだけでなく、立ち上がりの大切な部分も鈍らせてしまう諸刃の剣なので使いどころが難しいですね。(音速の遅い素材は特に)
マグネシウムを使う際は純度の高いものではなく、合金程度に留めておいた方が良いように感じます。


タイトルRe: 純マグネシウム
記事No: 129 [関連記事]
投稿日: 2009/11/01(Sun) 16:56
投稿者鈴原透慈

初めまして、Pourquoiさん。

> 私も純マグネシウムのインシュレーターを使ったところ倍音成分がごっそり無くなってしまいました。
>
> 加えて音の立ち上がりの先頭部分も殺されてしまい、樹脂や制振合金を使った時のようにニュアンスだけが強調された雰囲気重視の再生音になってしまいました。
>
> 振動減衰効果の高い素材は余分な響きだけでなく、立ち上がりの大切な部分も鈍らせてしまう諸刃の剣なので使いどころが難しいですね。(音速の遅い素材は特に)
> マグネシウムを使う際は純度の高いものではなく、合金程度に留めておいた方が良いように感じます。
>
純マグネシウムは新しい素材だけに、使い所のノウハウが確立されるには
今しばらく時間が必要なのかもしれませんね。

ただ、音にマイナス点が発生してしまうメカニズムについては、個人的には
『振動吸収性が高い素材を使うと、再生音まで吸収してしまう』という類の
考えには疑問を持っています。

何故ならCDプレーヤーやアンプが扱っている音楽信号は電圧であって、
糸電話のように物理的な振動で伝達しているわけではないからです。
自分としては、振動吸収性が高い素材の使用で再生音自体が吸収されて
しまうということは無いと考えています。
音質にデメリットが出る場合、それは不要振動が発生して、その影響が
出ているのではないかというのが自分の考えです。

今回の純マグネシウム板に関しては、質量の軽さが何かしらの悪影響、
しっかりした足場を構築できないために、素材その物の振動吸収性は
いくら高くても、機器全体を含めたふら付きや微振動を抑制できて
いないのではないか・・・と予想しています。

「音生命!」が何かしらのお役に立てましたら幸いです。
今後とも、よろしくお願い致します。


タイトルRe: 純マグネシウム
記事No: 133 [関連記事]
投稿日: 2009/11/03(Tue) 15:23
投稿者Pourquoi

書き忘れましたが、当方での結果は機器の下にではなく、電源タップの下に
敷いた際の音色変化であることを付け加えておきます。

とはいえどこに使ったとしても変化の傾向はだいたい同じだとは思いますが。
なにしろ別の部屋にあるPCのスイッチングハブの下に噛ませてある無垢の木材
から切り出したブロックを1mm動かすだけで、オーディオのある部屋のスピーカーから
出る音の帯域バランスが変わってしまうほどですので。
その際、ハブの左側の足を動かすと左Chの、右側のブロックを動かすと右Chの
音色が変わるのもまた面白いという摩訶不思議なところです。
電源にはラインとニュートラルがあるだけで右や左はないというのに。

未だにどういったメカニズムでこうなるのかはさっぱりわかりませんが、まるで
電力線に音楽信号も一緒に流れているのではないかと思ってしまうほどです。

例えば別室の家電に繋がっている市販の電源延長コードに使われているネジや
ナットを異なる材質に変更すれば、そのまま再生音にもその素材のキャラクターが
反映されることから、屋内配線に繋がるありとあらゆる物の固有音が乗った状態の
音を聞いてると私は思っていますが、それがどういった仕組みで反映されている
のかと考えてみても、私の軽い脳味噌では素材の振動特性が何らかの形で商用電源
に乗っかっているとか?といった程度の貧相な発想しか思い浮かびませんので、
深く考えることはやめにしていずれ誰かが解明してくれるだろうと開き直り、
現状を甘んじて受け入れることにしています。

まぁ謎が多すぎるせいで終点はどこにあるのかさえわからないおかげで、死ぬまで
一生遊べる趣味なのは確かかなとは思っています。