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音生命 (おといのち) ♪Let's make Rebirther
<2004/01/17> ←前へ 次へ→
2.エネルギーの源〜電源〜 4)全電灯スイッチと電源コンセントのダンプ
オーディオ機器の電源コンセントで音が変わることは、マニアの間ではもはや常識となっているし、自分でも実際に体験している。電源コンセントは言うまでもなく、ブレーカーに配線されているが、もうひとつ、ブレーカーから配線されているのが、電灯線だ。ということは、電源コンセントに有効であった対策が、電灯スイッチにおいても効果があるのではないか?
電灯スイッチ(対策前) 電灯スイッチ(対策後) スイッチ上面ダンプ スイッチ下面ダンプ
電灯スイッチ(対策前) 電灯スイッチ(対策後) スイッチ上面ダンプ スイッチ下面ダンプ
レゾナンスチップの掲示板でも、電灯スイッチに貼ると音が変わるという話題があった。そこで、手始めにリスニングルームと隣のキッチンの2箇所の電灯スイッチの取り付けねじをステンレス製に交換し、そのねじ頭とスイッチ本体にブチルゴム+鉛シートの自作ダンプ材を貼り付けてみた。音は確かに変化して、音場が澄んで見通しが良くなり、効果が感じられた。それなら、と残りの玄関とお手洗いと浴室の電灯スイッチ全てに対策を施したら、意に反して、音場の見通しは良いものの、音の生気とスピード感が失くなってしまった。

この対策で音が悪くなるはずは無いので、問題があるとすれば、電灯スイッチ以外に原因があるはずだ。そこで気が付いたのがオーディオ用以外の普通の電源コンセント。未対策だったので、それらも全部ステンレスねじ交換&ねじ頭付近をダンプしていったら、見事に音が蘇った! 同じ屋内配線でも電源と電灯はつい別物と考えてしまうがそうではないこと、またその振動対策は徹底して行わないと、かえって音が悪くなることもあり得るという実例になったわけだが、皆様のご参考になれば幸いである。
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